キャバクラのボーイとは、どんな仕事をする人なのでしょうか?ここでは、ボーイとして働きたい人に向けて、ボーイの1日の仕事内容や、ボーイの仕事のメリット・デメリット、注意点についてご紹介していきます。
ボーイとは、キャバクラに雇われている男性スタッフのことです。開店前の準備から閉店後の片づけまで、さまざまな仕事をこなします。
ボーイとひとことで言っても、店によって仕事の範囲は異なり、掃除やおつかい、ドリンクやフードの準備などの雑務を主に行う人と、キャバ嬢の勤怠管理やサポートなど責任ある仕事も任されている「黒服」と呼ばれる人がいて、区別されている場合もありますし、特に区別はなくそのすべてを行う場合もあります。
黒服というと、なんだか怖いお兄さんたち?というイメージもありますが、そんなことはなく、普通に店に雇われているスタッフです。
では、具体的にどのような仕事をしているのか、ボーイの1日の仕事を見てみましょう。
キャバクラのボーイの1日の仕事は開店前から始まり、営業時間中はもちろん、開店後の片づけまでさまざまな仕事があります。
【開店準備】
開店前に出勤し、開店の準備をするところから仕事が始まります。
・フロアやトイレの掃除
・テーブルセッティング
・ドリンク
・フードの準備
・キャバ嬢の出勤確認
【営業時間中】
店が開いてからは、お客様やキャバ嬢に気を配りながら立ち回ります。
・荷物の預かり
・お客様の案内
・電話応対
・ドリンクやフードの準備
・ドリンクやフードの配膳
・氷や灰皿等の交換
・トイレの状況確認
・掃除
・キャバ嬢の配置
・おつかい
【閉店準備】
お客様が全員帰ってから閉店の準備をします。
・テーブルの掃除
・洗い物
・食器片づけ
・備品・酒の発注
では、キャバクラのボーイとして仕事をすることには、どのようなメリットやデメリットがあるのかを見ていきましょう。
ボーイの仕事をするメリットとしては、主に次の5つが挙げられます。
・学歴不問
キャバクラのボーイの仕事に学歴は関係ありません。
現役大学生がアルバイトをしていることもありますし、高校中退してボーイの仕事に就いたという人もいます。
・給料が高め
他の仕事と比べると、給料は高めだと言えます。
・働きぶりしだいで昇給&昇格
キャバクラのボーイは、実力主義なので、ダイレクトにその働きぶりが評価されます。
そのため、働きぶりしだいではすぐに昇給も昇格も期待できます。
アルバイトで入ってもあっという間に正社員登用されることもあるのです。
・女性の扱いがうまくなる
何といってもキャバクラは女性の職場です。
キャバ嬢のサポートするのもボーイの仕事ですので、自然と女性の扱いはうまくなります。
・人脈が広がる
意外かもしれませんが、ボーイも長く働いていると、常連のお客様と顔見知りになります。
さまざまなお客様が訪れますので、自然と人脈が広がります。
ボーイの仕事のデメリットとしては、以下が挙げられます。
・生活が昼夜逆転してしまう
キャバクラは夜の仕事なので、昼夜逆転した生活になってしまい健康的な生活ができないというデメリットがあります。
・人間関係のトラブルが起こりやすい
キャバクラでは、お客様からのクレームによるトラブルが起こることもありますし、キャバ嬢同士でお客様を取り合うなど、人間関係のトラブルも起こりやすいという特徴があります。
・酔っぱらいのお客様への対処
お酒を楽しむ場ですので、中には泥酔してしまう人もいますし、酔って絡むお客様もいます。
そのような酔っぱらいのお客様に対処しなくてはいけないのも大変な点です。
さて、ボーイとしてキャバクラで仕事をするとなると、注意しておきたいことがあります。
ボーイは仕事をするうえでは、キャバ嬢が気持ちよく働けるよう、良好な関係を築くことが大切です。
しかし、キャバ嬢との恋愛はNGですので注意してください。
キャバ嬢は、キャバクラにとっては大切な商品でもあるからです。そのため、キャバ嬢と恋愛関係になることは厳しく禁止している店がほとんどです。
キャバクラには罰金制度がある店がたくさんあります。罰金制度のある店では、キャバ嬢だけでなくボーイにも罰金が適用されるのが一般的です。
例えば、キャバ嬢の勤怠管理をするようになると、担当のキャバ嬢が無断欠勤した場合に、連帯責任によりボーイにも罰金が科されることがあります。
また、キャバ嬢と恋愛関係になった場合に、高額な罰金を科す店も少なくありません。
キャバクラでボーイとして働く場合は、メリットやデメリットを把握したうえでお店選びをするように心がけましょう。
面接などの際にお店の雰囲気を確認するのも良いでしょう。ボーイの仕事に興味がある人は今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。